ネットで小説を書いている人間が駄文を連ねる場所。

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 そろそろ黒衣も終わりなので、恒例の「今だから言える裏黒衣」を。
 今回は設定や、元ネタとした自作の紹介。


・設定
 現代ファンタジー。
 世の中には、実はマナと呼ばれる無味無臭、不可視のエネルギーが存在する。
 それは変化性、付帯性に富んでおり、想像力や意志、感情によって別の存在へと姿を変える。
 多くの人間には知覚できないが、ごく稀に先天的にマナを知覚できる者がいる。
 しかし、マナは便利に見えて、非常に厄介な性質を抱えている。それが魔物化である。
 マナを付帯いる状態で、とある条件を満たすと、マナに浸食されて凶暴化してしまい、形状や能力に様々な変化が起こる。これが魔物化。
 魔物はマナを摂取することで生きる。しかし、何らかのものに付帯していて、その媒体ごと体内に取り込まないと摂取できない。
 人間は極めてマナを付帯しやすい性質を持っており、魔物は人間を最高級の食料として狙う。
 しかし、魔物はマナを知覚できる人間しか知覚することができない。故に、マナを知覚できる人間は、マナを扱う術――法術を駆使して、魔物を撃退せねばならない。

・物語
 魔物化こそが最高の法術として、研究を進めてきた法術師・甘楽の陰謀を巡る事件。
 主人公は高校二年生男子、鵡海雄介。実は御主中で、文化祭のときに女装して登場している。
 下校中に甘楽が魔物のエサとすべく、故意に数名の人間にマナを知覚させる。雄介はその中の一人であったが、運良く同級生に法術師がいたことで、生き永らえる。
 同級生の薦めにより、自衛のために法術を学ぶことになった雄介。法術師の訓練所である「陽桜荘」というボロアパートに入居させられる。
 しかし、そこで出会ったのは、同じく同級生の天橋ひとみ。彼女もまた、甘楽の術でマナを知覚させられていたところを、陽桜荘の管理人である不動ミコトに保護されていた。
 二人はミコトに法術や魔物について詳しく説明を受ける。全ての説明を受け、夕暮れも近づいた折に、部屋の入り口をノックする者がいた。
 高木聖人。天橋ひとみの恋人である。
 ひとみがいきなり見えない何かに驚き逃げた様子を隣で見ていた高木は、ミコトに助けられ、陽桜荘に連れられてきた彼女を追ってきたのだ。
 全てを聞いていた高木はミコトに頼む。
「僕も法術師にしてくれ」
 それは、恋人を護るための決意の言葉だった。

 先天的にマナを集められる量は決まっており、魔物のエサと認定された人間は、かなりの才能を秘めた人間ばかりであった。そのほうが魔物の腹が膨れるから。
 つまり、雄介もひとみも、先天的に才能に恵まれていたのだが、自ら志願した高木は別だった。
 あまりにもマナを集める才能が低く、ろくな術も使えない。

 雄介、ひとみ、高木の三人は同級生とミコトから特訓を受ける。雄介はバランスが良く、ひとみは圧倒的な才能に恵まれていた。高木は高木で想像力と発想力を駆使して、少ないマナで有用な法術を見出す。
 しかし、そんな中、師匠である同級生とミコトが、甘楽の手により重傷を負う。ひとみの圧倒的な才能に目をつけた甘楽に立ち向かったのだが、返り討ちに遭ってしまったのだ。
 二人のお陰で逃げ出せたひとみも、深手では無いにしろ傷を負う。
「……ちょいと甘楽というアホタレをしばき倒しに行く」
「そりゃいい。ちょうど俺もそうしようと思っていたところだ」
 雄介と高木は、初心者であるにも関わらず、たった二人で甘楽に挑んでいく――



・まとめ
 マナから魔物化という要素を抜き取って、ほぼそのまま黒衣の設定として使いました。
 高木の魔法の才能が低かったこと。ひとみの才能が高かったこと。
 概念魔法の原型。さらに主人公の雄介がマナを物質化させた日本刀を主武器にしていたことなども、色々と形を変えて使っています。
 ちなみに高木は銃を武器にしていました。御主中よりも前の話であり、高木が千晴救出の際にエアガンを携帯していたのは、エアガンを改造して、法術でエアガンに金属という概念を与えていた名残。
 BB弾ではなく、法術で作った弾丸を使うガンマンでした。

 ちなみに、この物語からコンバートしたキャラとして、ルルナ・ルナがいます。
 こっちではマナに浸食されて魔物と化した悪魔と呼ばれる存在でした。
 人間が魔物化すると悪魔と呼称されるのですが、ルルナは辛うじて知性を取り留め、人知れず僻地で生活している人の良い悪魔でした。日本人で、留々奈という名前だったんですが、悪魔となって肌と髪が変色しちゃってます。
 人間からマナを摂取しないと、悪魔のエネルギーを補うことは出来ず、空腹で危うく知性が飛びそうになったところを、雄介が自分のマナを口移しするという裏技を発見したことで、雄介に懐く、可愛らしい十六歳の悪魔ッ子でした。
 名前だけ貰って、後は全部変えちゃったのですがw
 ちなみに雄介の幼馴染みの実加子が御主中に登場しますが、彼女は帯電体質のせいで、見えないはずの魔物に放電をカマしたことによってマナと関わり合いを持ってしまう哀れな子です。
 ルルナも実加子も甘楽との一件が終わった、第二部に登場するキャラでした。



 いつか書こうと思っていたけど、設定を黒衣に使ってしまったし。
 世界観を繋げる手前、現代にマナがあっても不味いし。
 もう書けない作品ですね。だからこそ、プロット大放出なわけですが。

 思いつきと行き当たりばったりであっても黒衣が続いたのは、マナの設定をこの段階で練り込んでいたおかげかもしれません。
 マナでマナを作るという、レイラの結晶だって、雄介の必殺技をそのまま流用しましたし。


 うー。書きたいなぁ。
コメント
この記事へのコメント
黒衣にそんな馴れ初めがあったとは。
まぁ、今の作品になったおかげでフィア達は生まれたわけですけどねw
2009/09/27(日) 20:01 | URL | 侍二号 #-[ 編集]
ものすごく見たくなる設定ですね。
パラレルワールド的な感じで作品にするのもアリだと思います!

その前にまずは黒衣とガンホーを終わらせるのが先ですけどw
2009/09/27(日) 23:00 | URL | misufull #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/09/27(日) 23:14 | | #[ 編集]
読みたい!
パラレルワールドって無理ですか?
めちゃくちゃ読んでみたいです。
2009/09/28(月) 18:36 | URL | Asker #-[ 編集]
キミタチ実は伊達せんせーが大好きだろw
ごめんなさい嘘です。ちょっと調子乗りました。


>二号さん
書き始める段階ではこの設定使うつもりは無かったというオチでして、フィアとエリシアだけは登場していたと思いますw

>misfullさん
パラレルっすか……確かに良いかもしれないんですがw
むしろ黒衣をパラレルにしてしまいたいところでありますw
高木は他にも変身ヒーローになったり、外国でハードボイルドな探偵の助っ人やったりする予定もありますし。

>某人さん
何ならyouが書いちゃっても良いんだぜ、この設定で。
youになら高木を貸してあげるのは全然OKさw

>Askerさん
無理無茶無謀を承知で行動するのが伊達せんせーです。
いかん、こんなこと言うとまたファンタジー書くハメに。


そろそろ、胸がキュンキュンするような甘くて青臭い恋愛小説書かないといけないのに。
2009/09/28(月) 19:23 | URL | 伊達倭 #-[ 編集]
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