ネットで小説を書いている人間が駄文を連ねる場所。

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風邪引き伊達せんせー
看病してくれる彼女が欲しい。

・過去にあった彼女とのやりとり
「もしもし、俺だけど風邪ひいちゃったんだ」
『ふーん』
「悪いけど、スポーツドリンク買ってきてくれないか。だるくて近所のコンビニ行くのも辛いんだ」
『えー』
「……いいよ、もう」

・その後の親友とのやりとり
「もしもし、すまん。風邪引いたからスポーツドリンク買ってきてくれんか?」
『おう、そりゃ大変だな。わかった、今から行ってやるよ』
「すまんな。彼女に頼んだんだが断られて」
『気にするな。お互い様だろ』


友情っていいね。










Breakers! 6



 喧嘩が喧嘩である以上、卑怯な手段など褒められこそすれ、侮蔑されることはない。
 先手必勝。不意を突いての連射など、誰だって身を竦めてしまうに決まっている。多少狙いが荒くとも、まずは相手の足を止めるのが重要だった。
 テトラの自動拳銃は九連射まで可能である。最初の一発の後に、八発をとにかく連射して高木との距離を詰めていく。
 カートリッジを替えてしまえば、足が止まった人間にとどめを刺すだけである。いくらサムライといえども、弾丸には敵わないだろう。仮に虚を突いて前に進まれても、早撃ちはテトラの最も得意とするところである。既にカートリッジは替えたので、いつでも殺すことが出来る。
 最初の弾丸は全て逸れた。高木は不意のことに足を止めている。
「もらッ――」
「てやっ!」
 トドメとばかりに高木に銃口を向けた瞬間だった。高木は振り向き様に日本刀を投擲していた。
 日本刀はサムライの魂だと聞いたことがある。それを投げ捨てるなど有り得ない。それが喩え、真っ直ぐとテトラの方向へ飛ばされていようとも。
 咄嗟に飛来する刀を銃で撃ち落とす。中々の策士だとテトラが舌を巻き、ならば次は必ず突っ込んでくるだろうと、銃口を突撃して来るであろう真っ正面に向ける。
 トリックプレーの得意なヤツだということは、刀を投げ捨てる時点でわかった。サムライには決して出来ないという先入観を裏手に取っているのだから、本来ならば逃げる場面では、逆に突っ込んでくるはずだからだ。
 しかし、いつまで待っても高木は突っ込んでこない。何故だと思ったときには、高木はスタコラと逃げていたのだ。
「くっ……何故!?」
「僕が君の立場なら、突撃を予測して迎え撃つ準備をしていたからな」
 高木は銃の苦手とする横方向への待避で距離を稼ぐ。拳銃の射程はたかが十メートルほどである。だからこそテトラは突っ込んできたのだ。逃げてしまえば終いだ。
 そして、本来の攻撃役は高木ではない。
「美々子!!」
 高木の声に、テトラがしまったと周囲に気を配る。
 サムライをみつけて勢いよく乗り込んでしまったが、元々が圧倒的に高木達の方が人数が多いのだ。囲まれては分が悪い。
 だが。それもまた違う。高木の放った言葉に、美々子は完璧な無視を決め込んでいた。否、ソルトの相手で手一杯だった。
「あれ?」
「嘘だ馬鹿」
 テトラが呆気にとられていたところに、高木が急に進路を変更してテトラに向かう。
「刹那、出番だ!!」
 高木の言葉に、もうテトラは反応しなかった。同じ手を二度も食らわない。
 向かってくる高木めがけて、銃をぶっ放す。しかし、その間に刹那が身体を割り込んでいた。
「いっってええええッ!!!」
 モロに腹部を撃ち抜かれた刹那が絶叫する。思わず高木の声に反応して割り込んでしまったが、洒落にならない痛みである。そこにすかさず、ミーシャが回復魔法をかける。
「不幸でも、絶対に死なないのだろう。いけ刹那。回復できるお前は最強だ」
 高木の言葉と、ミーシャの回復魔法で刹那が真っ赤な瞳から涙をぽろぽろ零しながらもテトラに突進する。
「な、何よコイツ!!?」
「うああああッ!!」
 ガンガンと銃を連射する。その全てが刹那に命中するが、不思議と全ての弾は急所を外れ、刹那の後ろに付き従うミーシャが瞬間的に治療をしてしまう。
 まさに不死身である。度重なる痛みに神経が麻痺してしまったのか、自棄なのか。刹那は半狂乱でテトラに襲いかかった。
「き、気持ち悪いッ!!」
 たまったものではないとテトラが逃げ出す。カブに跨り、一気にエンジンを吹かせて逃げ去った。
「……ふむ。あれも敵だったのか。何にしても、刹那とミーシャのコンビは最強だな。このまま突っ込むか」
 高木の言葉に、刹那が心底哀しそうに首を横に振った。
コメント
この記事へのコメント
週刊誌の作家の気分?
もしかしてかなりつらかったりしません?
回を増すごとに分量が少なく……。
2009/10/13(火) 19:37 | URL | 月 #d3xRQPUk[ 編集]
友情は世界の宝。
まぁ、無理はなさらずに。
2009/10/13(火) 23:51 | URL | 侍二号 #-[ 編集]
まさか、テトラまで……!
高木一行め、恐るべしなのです!
2009/10/14(水) 12:44 | URL | ハーレクイン #-[ 編集]
汚いな流石高木汚い
高木、何という外道な事を(笑)
てか、不幸だから仕方がないとはいえ刹那が不憫すぎる…
あと、お身体お大事に!
2009/10/14(水) 22:08 | URL | さっちゃん♂ #IpT9aHSo[ 編集]
>月さん
 正直、こういうバトルな展開が苦手なのもあるんですけどね。
 とっても辛かったのです。

>二号さん
 友情っていいですよね。
 少々のことでは壊れませんし。

>ハーレクインさん
 もうちょい出番ありますよ

>さっちゃん♂さん
 汚いのが高木の持ち味ですからw
2009/10/15(木) 13:46 | URL | 伊達倭 #-[ 編集]
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