ネットで小説を書いている人間が駄文を連ねる場所。

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 状況説明。情景描写。非常に難しいですよね。
 先日のダウター氏から状況説明のコツをお願いしますと言われてしまい、俺もコツを知ってるワケじゃないので、基礎的なところを説明しようかと思います。

 他の創作支援サイトなどでも書かれていますが、状況説明とは5W1Hが基本です。
 一個一個説明していきますね。

・when いつ?
 簡単だけに取扱注意。時間です。
 時間と端的に言っても、小説の出だしなどになると、まずそれが現代なのか、過去なのか未来なのか。はたまた別の世界の話なのかを説明しなければなりません。
 つまり、西暦何年とか、何月何日とか、何時何分何秒とかいう時間だけでなく、現代であるとか、昔々のお話だとか言う時代説明もこれに入ります。
 基本的に人間、自分本位なので何の説明もなかったら「現代日本」を基軸に据えます。逆に言えば、現代日本ならばある程度描写は省いていいわけですが。

 あと、これはダイレクトな表現を避けるべきです。具体的な日付が重要な戦記やミステリなどはこの限りではありませんが、あんまり細かい日付にこだわらないでいい内容の作品ならば、大まかな季節ぐらいを書けばいいわけです。

ex.
 扉を開けて、屋外に出た瞬間にむわっとした熱気が身体を包み込んだ。

 このように、「扉を開けて外に出る」という内容に「一気に暑くなった」という表現を付け加えると、もう夏の昼間ってことを説明しているのと同じです。「蝉の鳴き声が鬱陶しい」とかいう表現を次の一文に加えてやることによって、トドメをさしたも同然。
 時間の説明は、他の説明文などにくっつけながら表現してやると読みやすいし、読み手にすっと入ってきます。
 まあ、時間を強調したい場合などは、しっかりと単独で説明してやるべきなのでケースバイケースではありますが。

・where どこで?
 これは具体的に書く必要が作品によって大きく異なります。
 ファンタジーやSFなら、絶対に読者が知らない場所での話なので、しっかりと設定を練り、それをしっかり説明する必要があります。
 逆に現代日本のラヴコメが書きたいなら、正直、場所の説明なんて無いほうがいいです。もしくは、現代日本にあるという設定の仮想の街とかにしといたほうがいいです。小説の舞台としての「どこ」というのは、それぐらいでいいのですが、問題は細やかな場面転換。

 本業が現代日本のラヴコメなので、それの場合だけ説明しますが、基本的に「施設名」と「規模」と「人がどれだけいるか」を説明すれば、大体わかります。
 商店街などは最たる好例でして、世の中の商店街は「活気に溢れている」とか「寂れている」とか、色々あります。
 どんな種類の店があるかを説明することにより、規模が計れます。「八百屋や魚屋とかばかりで、ゲームセンターなど存在しない。せいぜい、本屋があるだけだ」などと言えば「規模が小さい」という説明になります。
「買い物帰りのオバサンが足早に通り過ぎてゆくばかりで、他には本屋の主人が店先で煙草を吸っているだけだ」とかなると、人が少ない雰囲気が出ますし、「あちこちから威勢の良い声が聞こえてくる」なんて書くと、人がそれなりにいることがしっかりわかります。

 要は、雰囲気です。雰囲気さえ掴めればいいので、「魚屋と八百屋、本屋に服屋があって、向かいにはクリーニングショップ、乾物屋、靴屋と続く」なんて一々説明しなくて良いです。

who 誰が?
 これは、もう言うまでも無いでしょう。
 ここでは、他の全てにも言えることを書きます。創作の基本ですが、俺からも改めて。
「作者の脳内のイメージを、読者は知りようがない。だから書くんだ」
 作者が主人公のセリフと思って書いていても、読者は別の人間かと思うこともあります。常に、誰の行動であるか。それが読者にきちんと伝わるかを意識して書きましょう。
 どのくらい書けばいいのかという目安は、「小説家になろう」で無作為に小説を読んでいけば見えてくるはずです。自分が「これじゃわからない」と思ったとき、何が足らないのかを考えてみれば、自然とそれが答えになっているはず。

what 何を?
 これも説明するまでもないことですが。
 ただ、これは表現の語彙を増やしておくと便利です。
 「言う」という表現も、「叫ぶ」「呟く」「言い放つ」「のたまう」「囁く」「嘯く」など、様々です。同じ表現が続くと気持ち悪いですし、それぞれの表現が、どのように言ったのかを説明してくれます。セリフに頼りがちになるラヴコメでは特に「言う」の表現は重要です。30種類ぐらいストックしとけば便利です。

why 何故?
 省くか否かの迷いどころです。
 朝、学校に行く理由をわざわざ書くのは理由を書くまでもないことですが、仮に早退したら、理由がないと読者は「なんで早退したのだ?」と不思議に思います。
 もっと言えば、朝飯を食べるのに理由は要らないけど、夜食を食べるのには「小腹が空いた」とか「そういう習慣だ」とかいう理由が必要になるのです。

How どのように?
 文章のテンポと要相談ですが、基本的に「物語にとって重要な部分」を事細かに説明する。それ以外のことや、常識的なことは省くというスタイルで基本的にOKです。
 どのように歩くかという説明も、その人間の状況を説明したい場合は「キビキビと」とか「だらだらと」なんかを加えると良いですが、特に必要がなければ「歩いている」という単体でOKです。


 ざっくばらんに説明しましたが、まあ、こんな感じでしょうかw
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